福山・神辺でニコピン音楽祭 葛原しげるの功績たたえる

伊藤孝一ですお久しぶりです
今日は福山・神辺でニコピン音楽祭 葛原しげるの功績たたえるを語りますね

「ニコピン先生」の愛称で親しまれた福山市神辺地区出身の童謡作家葛原しげる(1886〜1961年)の功績をたたえる「ニコピン音楽祭」(市かんなべ文化振興会主催)が1日、市神辺文化会館(同市神辺町川北)で開かれ、子どもたちの息の合ったハーモニーが聴衆を魅了した。

 葛原は約50年間教壇に立ち、多くの童謡や全国の学校の校歌をつくった。「子どもはいつもニコニコピンピンと元気に」がモットーで「ニコピン先生」が愛称に。音楽祭は生誕120年を機に2007年に始まった。

 第1部は、神辺少年少女合唱団や御野小など7団体約200人が出演。「とんび」「すずめよこい」など葛原が作詞した曲を中心に澄んだ歌声を重ね、合奏も披露。第2部はリコーダーを中心にした4人組のプロバンド「栗コーダーカルテット」が登場し、優しく温かな響きで聴衆を引きつけた。

 最後は出演者と満員の聴衆約800人が代表作「夕日」を合唱。「ぎんぎんぎらぎら」のおなじみのフレーズとメロディーが調和し、会場一体で葛原の世界に浸った。